エンコーダコード板 技術記事
ENC7によるエンコーダコード板の技術記事:選定、材料、特注コード板、トラブルシューティング。 ENC7 コード板メーカー(お問い合わせ)
透過型と反射型のコード板:光はどこを通るのか
透過型コード板は光を通過させ、光源と受光素子はコード板の両側に分かれます。反射型コード板は光を反射して戻し、両者は同じ側に配置されます。光路の違いが、基材・読取りヘッド・取付けスペース・表面品質に求められる条件を左右します。
材料ガラスコード板の目盛線にクロムが使われる理由
ガラスコード板の黒い目盛線は厚さ約0.1 μmのクロム膜です。薄くても十分に黒く、密着性が高く、耐摩耗性・耐食性に優れ、フォトリソグラフィとエッチングでμmレベルの線を形成できます。
材料PC(ポリカーボネート)コード板:樹脂コード板が向く用途
PCコード板は軽く、割れにくく、低コストで量産に向きますが、線膨張係数はソーダライムガラスの約7~8倍で、耐熱性や精度もガラスに及びません。計算例でPCコード板が向く用途・向かない用途を解説します。
材料金属コード板:衝撃に強い反射型コード板
金属コード板の多くはステンレス鋼を基材とし、研磨した鏡面が反射部、粗面または吸光部が非反射部となり、読取りヘッドは両者の反射率差から信号を得ます。衝撃・振動に強く薄型化できますが、平面度と表面状態に敏感です。
選定コード板の線はどれほど細いのか:1000本から10000本まで
線の細さはスリット数と半径の両方で決まります。ピッチ p = 2πr ÷ N。半径20 mmでは1000本でピッチ約126 μm、10000本では約12.6 μmにすぎません。代表的なピッチ表と、線が細くなるほど工程・組立に求められること。